ショートシフト加工
おなじみなんちゃって整備士さんからシフトのショート加工のことを聞き、実際に作業をしてみることにしました。
作業自体は至って簡単、今回は1時間ほどの作業でした。道具さえきちんとそろえれば問題ないはずです。

必要な工具類。一番大事なのはドリルで、エンジンルーム内でも使えるように小型のもの。2mm、3mm、5mm、8mm程度のドリルの歯。最終的に8mmを使うのでそれにあわせて用意してください。
ほかは12mmのソケット、ディープソケット、メガネなど。そして通常にエンジンルーム内のばらしができるだけの工具類。
最後にシリコングリスがあればOKでしょう。
そして一番重要なのはボルト。頭が12mmになる、太さ8mmのボルトを使います。ねじ山が根本まで切られているもので、長さは35mm〜40mm必要です。
また、それにあわせたナット、ワッシャーが必要です。

まずはミッション上の部品類を外します。本当はラジエターアッパーホースがはずせれば完璧なのですが、とりあえずエアクリ周辺のホース類、バッテリー端子を移動し、ミッションの上に作業できるスペースを確保します。

こうしてミッションのワイヤー取り付け部が完全に見えるようになります。そうしたら作業開始しましょう。
横に水平に見えるのが前後の動きを、垂直に見えるのが左右の動きを受け持っています。
ワイヤー自体は割ピンかベータピン(コッタピンでしたっけ?)でついています。割ピンの場合は再利用というわけには行かないので予備を用意しておく必要があります。そのときはベータピンに換えてしまいましょう。

前後の動きのみであればここから作業開始しますが、もし左右の動きもいじりたいのであればその部分は完全に外す必要があります。そのため、矢印の位置にある2本のボルト(確か12mm)を外してこのレバーは取りましょう。
実際ここは外した方が作業はしやすいかも知れません。ただし、左右の動きをいじるのは今用意している道具だけでは足らなくなるので(後述)、一般的なのは前後の動きだけです。

それでは実際に加工に入ります。ちょうどレバーの真ん中になるように印を付けます。場所は左右はレバーの幅の真ん中、上下(前後?)はワイヤーの取り付け部が元のピンに干渉しない場所、そして実際に動かすことを考えて調整します。
ただし、それほど自由度のある場所ではないのでこの位置でだいたい限られてくるとは思いますが・・・
思い切ってもっと短くするのはOKです。ただし、どれだけ重くなるかは不明です。
注意としては、真ん中に穴をあけないと折れる可能性があることです。

こうして穴が開きました。手順は、ポンチで場所を決めたら2mmくらいのドリルで下穴をあけるところから開始、だんだんと大きくして8mmまで進めます。
途中穴が左右どちらかにずれないように気をつけます。
ドリルの歯は切れないと作業が非常にしづらいので、新しいものを用意するなどしておきましょう。
このレバー、交換はできますが作業はミッション下ろしたときでもないと面倒らしいので、よ〜く注意して作業します。
もし、左右の動きも短くするのであれば外した左右用レバーにも同じく穴をあけます。ですが、左右用は前後用とレバーの曲がりが逆で、実際穴をあけるには元あったピンをグラインダーなどで落とさないと作業できなかったりするので、あまり一般的ではありません。また、左右を狭くすると今どこのギアに入っているのかわからなくなるので、あまりおすすめはしません。

こうして取り付けます。順番は、ボルトを下から差し、ワッシャーを入れてナットできつく締めます。しめた後でワッシャーを入れ、シフトワイヤーを通しワッシャーをまた入れてナットで締めます。
きつく閉めてもゴムのブッシュ部分で回るので問題はないです。
ここがはずれるとシャレにならないので注意します。そのためにもボルトは40mmくらいの長さが必要ですね。
それでは、実際に取り付ける前と後とで位置を比較してみます。
上が未装着車、下が装着車です。
それぞれ左から、4速、ニュートラル、3速です。






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